おすすめの製品と使い方
自分に合ったモイスチャライザーの選び方
ジェル、ローション、クリームなど、保湿化粧品には様々な種類があります。お肌のタイプに合わせて最適な化粧品を選ぶ方法について学びましょう。
スキンケアの最後のステップである乳液やクリームは、肌のうるおいだけでなく、化粧水や美容液の栄養分をしっかりと閉じ込める大事な役割を果たします。しかし、あまりにも種類が多いため、自分の肌に合う化粧品がどれなのか、迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、お肌のタイプや製品の質感や仕上がりに合わせて最適な保湿化粧品を選ぶためのコツについてご説明いたします。
オイリー肌には、毛穴をふさがない軽い使用感のジェルタイプを
肌のタイプ:オイリー肌、ニキビ肌、夏季のノーマル肌
質感/仕上がり:オイルフリー、ベタつかない軽い質感のジェル
オイリー肌だからといって、乳液やクリームを使わないのは厳禁です。皮脂が多くても、うるおいが十分とは限りません。肌のうるおい不足は、かえって皮脂の過剰分泌を招きます!
通常はウォーターベースのジェルタイプは、サラッと軽いつけ心地。数秒程度で素早く肌に馴染みます。オイリー肌やニキビ肌には、ベタベタせず、毛穴をふさがないオイルフリーの化粧品がおすすめ。オイリー肌の場合は、うるおいの蒸発(「経表皮水分喪失」)を防ぐための皮脂が十分に分泌されているため、肌をうるおいで満たすことが最も重要なのです。
よくあるのは「オイリー肌には乳液やクリームは必要ない」または「乳液やクリームを使うと余計に肌がベタベタする」という誤った考えです。皮脂が多くても、うるおいが十分とは限りません。肌のうるおい不足は、かえって皮脂の過剰分泌を招きます!皮脂とうるおいの適切なバランスを維持することが、美しく健康的な肌を保つためのコツです。
クイックヒント
乳液やクリームは、乾いた肌ではなく、エッセンスや美容液をつけた後、まだうるおいが残っている肌につけると、うるおいを効果的に閉じ込めることができます。詳しくは、各スキンケア商品の使い方のコツをご覧ください。




混合肌やノーマル肌には、肌を整える軽い質感のローションを
肌タイプ:混合肌、ノーマル肌
質感/仕上がり:液状、またはさらりとしたミルキーなテクスチャー
軽い質感のローションなら肌に負担をかけることなく、乾燥している部位とオイリーな部位の両方にうるおいを与えることができます。
「ミルキーローション」としても知られる乳液は、水分が多く、油分は少なめ。混合肌やノーマル肌のバランスを整えるのに最適です。ノーマル肌は幸いなことに、皮脂とうるおいのバランスが整っているため、スキンケアでバランスを維持するだけでよいのです。頰の周りだけ乾燥していて、その他の部位はオイリーな「混合肌」の場合も、軽い質感のローションを使えば、肌に負担をかけることなく、乾燥している部位とオイリーな部位の両方にうるおいを与えることができます。混合肌の場合、乾燥しやすい冬などは、ローションでは頰の乾燥に対処できないことがあります。そのときは、頰の部分のみ保湿クリームを使用し、Tゾーンにはローションを使うようにしましょう。